今日は病室に行くといない?
トイレかな?と思ったがなかなか戻ってこない。確認すると理学療法士さん(PT)のリハビリが変更になっているようだった。
それにしては靴下が置いてある。装具つける時は靴下履くように言ってあるのに…
リハビリ室に行くともう終わりの時間が近づいていたので短い装具で歩く練習をしていたが、昨日とは程遠い歩き…
今日は担当者さんが違ったのでいつもより怖さが強かったようで、かなり腰が引けてしまっていた。
もう少し自信もってやれば担当者さんが違ってももっと歩けると思うのだが、なかなかそうもいかないようだ。
リハビリが終わってから病室に戻り、友達からLINEがきていることを告げ、画像を見せると涙ぐむ…
でもやっぱり返信しようと言ってもなかなかうなずいてはくれない…
焦ってはいけないんだけどね。
今日は新聞をもっていたので、スポーツの話題を話していたらなんとなく、耳を傾けてくれていた。
その後作業療法士さん(OT)が訪ねてきた。
退院後についての相談だった。
今は多くのスタッフさんがいて自立を促せながらも安心、安全に過ごさせてもらっている。でもここはリハビリ病院。
いつまでもいられないし、いるわけにもいかない。
正直、今の状態では退院してひとりで家にいるのは心配すぎる。
食事や水分補給を自分でできるか・・・・
そっかできて当たり前と思っていたことも簡単ではないんだ・・・
病院だとなんとなく色々なことができてきているように感じていたがそれはスタッフさんがいるからできていることが多い。
家に帰って生活するということは思っている以上に大変なんだと実感した。
まして住み慣れた家に帰るわけではない。
まだ自分が住んだこともない家に帰るのだから余計に大変かもしれない。
そのために退院後の家族の意向を確認してできる限りそれができるようにそろそろ
準備をはじめなくてはいけないのだ。
OTさんはいつも色々気にかけて細かく聞いてくれる優しい女性。
かわいいし殿も絶対にお気に入りだと思う。
わたしが言うより絶対効果あるので頑張ってもらいたいです。
ひとりでも家にいられるようになってくれるのが目標だけど
とりあえずはそれはあまりにも心配なので殿が安全に過ごせて
私も安心して仕事にでれる環境をつくれることを目指します。
今日も帰りにしつこく「またね」
をおねだりして「またね」を言ってもらいました。