地元の娘の家に2泊ずつ泊まり少し気分を入れ替えていましたが、今日は帰宅するので若干大きめの荷物を持って病院へ行く。
着いた時間には言語聴覚士さん(ST)のリハビリの時間でベッドにはいませんでした。
途中から見るのも気が散るだろうから終わるまで、病室で待っていました。
時間になってもどってきましたが、相変わらずの暗い表情。
STさんの様子からもまあいつもの通りかな?という感じでした。
何が一番つらいんだろう・・・
もちろん全てだろうけど・・・歩けないこと、話せないこと・・・
私はとにかくコミュニケーションをとりたい・・・
私が毎日うるさく言いすぎるのかな・・・・
暫く見守ったほうがいいのかな・・・
でも私がいないときのリハビリでもやる気はなしというカードを示しているようだ。
今日も「みんな連絡ほしがっているよ。」
「お父さん、お母さんへの親孝行は元気になることだよ」
と言ってもイマイチな反応・・・・
やはり私には静かに見守ることは困難である・・・・
その後、理学療法士さん(PT)のリハビリの時間になった。
なんと今日の午前中のリハビリでは長い装具ではあるが、初めて地下のリハビリ室から
5階の病室まで車いすを使わず、歩いて戻ったらしい。
午後のリハビリでも怖い、やる気ないというカードを示しながらも
かなり一生懸命やっていた。
いつも同じ時間にリハビリをしているおばあちゃんが自分も大変なのに
殿のリハビリを見ながら「頑張れ」と応援をしてくれる。
やはり自分より若い人がリハビリしているのは気になるのだろう。
そのことを後で殿に話した。
きっと心のどこかで何かを感じてくれているのだと思う。
ナースコールを押してくれなかったり、デイルームから戻る時もベルを鳴らしてくれないのは何故だろう・・・
ここが克服できないと退院後の生活が厳しい。
できなのではなくてやってくれないので困る。
どうか早く殻を突き破ってほしい。
静かに見守ることはもう少し無理かもしれない。