今週は介護職員初任者研修が始まり、引っ越しの準備も始めたりと
正直、かなり忙しい・・・
体が3つはほしい感じ・・・でもそんなこと言ってられないよね・・・・
とにかく私は健康で頑張らないと・・・・
今日は病室に言ったらちょうど言語聴覚士さん(ST)のリハビリにいったばかりでした。STさんのリハビリは集中力も大事なので現場へは行かずに部屋で帰りを待っていました。
戻ってきた時にSTさんに調子を聞いたところ、やはりなかなか自発的に声を出してくれないとのこと・・・
私が帰るときにはしつこく声かけているといったところ、STさんもしつこいぐらいにしないとなかなか声だしてくれないのでそうしてますとのことだった。
活舌よく話していあた殿にとって自分の思う言葉、声が出せないことは多分何よりも
辛いのだろうと思う。でもその大きな山を乗り越えてほしい。
戻ってきた殿に今日は母の日だったのでお母さんにお花を届けてきたこと、
お花には殿が折ってくれた色紙のカードを添えたこと、お母さんはいつも真っ先に
殿の具合を気にしてることを伝えると涙ぐんでいた。
そして友達からも応援メッセージがLINEで届いていたこと、まだ今回のことを知らせていなかった友達からも連絡がきたので病気のことを知らせたら近いうちにお見舞いに来ると連絡があったことを知らせるとますます涙ぐんでいた。
今の殿にできることは両親や友達がお見舞いに来た時にみんながびっくりするくらいできることが増えていることだよ。
殿がスマホやろうとしないのに殿のスマホに連絡くれる友達に返信することだよ
というと涙ぐむものの首を横に振る。
首を横に振るのが全てNOではないが、涙を原動力に変えてほしい。
そして私も今日は少し泣いてしまった・・・・(ちょくちょく泣いてますが・・・)
「私たちふたりお互いに10年以上ひとりで子育てしてやっと毎日話しできる相手ができたのにそれをできなくしたなんて神さまは意地悪だ・・・」
それを聞いた殿もまた涙ぐんでいた。
でもできなくないんだよ。
まだ二人で話せる日は絶対にくる
「またふたりで話そうね。待ってるよ。おばあさんにならないうちにね」
と伝えた。
そうだよ。ふたりの夢は終わってないよ。まだこれからだよ。
今日も帰る時にはしつこく話してくれるのを待って声を聞いて帰りました。