殿のリハビリブログ(復活を信じてる)

旦那様が脳出血で倒れた、復活を信じてます

第2章のスタートです!

今日は回復期リハビリテーション病院への転院日でした。

久しぶりに外に出るのにあいにくの雨(雨女がいるからか?)

病室から出る際には多くの看護師さんから「頑張って!」

と言われ涙を流していましたが、ソーシャルワーカーさんから

「これからですよ、頑張って」と言われると首を横に振ったりする

弱気?な部分も・・・

久しぶりにパジャマでない衣服に身を包み、介護タクシーで次の

病院に向かいました。

車中では時折首を上げ、今はどこを走っているのかな・・・

みたいな感じでした。

転院先の病院に着くと、早速、先生やスタッフが紹介され、

私もそれぞれの担当の方に現状などを話したりと救急病院とは

全然違う状況に少し驚きました。

降圧剤が効きすぎたのか、移動で疲れたか、血圧が低めではありましたが、

車いすに乗れるか確認したりしていると、ドクターが

「右足も動いてきてるようだし、きっと良くなりますよ」

と言ってくださいました。

「今は本人が現状に気づき、落ち込んでいる時期みたいです。」

と私が言うと、それは誰でもそうだし、そう感じることも回復しているから

だとおっしゃっていました。

回復期リハビリテーションと救急病棟とは同じ医療の場であっても

目的が全く違うものなんだとつくづく感じ、早い時期に転院できて本当に

良かったと思いました。

色々手続きしている間にお昼時間に、私は地下の売店に行きお昼を済ませて

戻ってくると、左手に自助スプーンを持ってご飯を食べている殿の姿が・・・

自分で食べてる姿を見て思わず感動してしまいました。

ここで私が「すごい」とか言ってしまうとよくないと思い星飛雄馬の姉のように

(古いな・・・)ひっそりとみていました。

回復期リハビリテーションはスタッフも多く、患者さんもリハビリのためベッドに

寝たきりの人はいませんので本人もやる気を出してくれるでしょう。

ただ、動く左手でやたらと体を起こしたり、車いすも勝手に動かしてしまうなど

やんちゃ?な行動があるので危ないことは辞めるように言ってきました・・・

どんな状況になっても性格は変わらないのですね・・・

ベッドに髪の毛1本落ちてても気にするし・・・

そんな細かいこと気にせず、リハビリしてくださいね。

とりあえず、第2章がスタートしました・・・

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