殿のリハビリブログ(復活を信じてる)

旦那様が脳出血で倒れた、復活を信じてます

いつやるの?今でしょ?

先週、一時帰宅した殿はまたすぐに帰宅できると思っていたようです。

殿、それは無理です。一時帰宅する時はもちろん送り迎えが必要。帰宅したからと言って介護サービスが使えるわけではない。殿を置いて出かけることもできない。そんなわけで次回の一時帰宅はもう少し先になります。

と伝えたらカレンダーを指さして「ここは、ここは」と指さす。帰りたい気持ちがわからないわけではないがここはもう少しストイック?に頑張ってもらえないかな。

あまりにもふてくされているので「私に少し休めば?という気持ちはないの」と聞くと

頷く・・・

「わたしの実家にも心配や迷惑かけて悪いなとかないの?」と聞くと頷く。

この野郎(怒)という気持ちも感じるが殿はそういう人だ。本心ではないだろうが

とにかく甘えん坊で自分のことをかまってほしいタイプ。今までも多くの人に助けられ、かわいがってもらってきた。つらいことはできるだけ避ける。とにかく楽して過ごしたい。でもね。今は辛くても耐えて頑張って・・・

まさに

いつやるの?今でしょ!

LINEのスタンプは毎日送ってくれています。

かわいいスタンプ送ってくれてます

こちらのブログには私の休日のこと書いています

介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

 

 

 

ため息ばかりの一時帰宅でしたが・・・

リハビリセンターへ入所して2週間。初めての一時帰宅でした。病院と違い基本的なリハビリは平日のみ、週末はそれぞれ工夫して過ごすのですが、外出も可能。ということで今回は土日を利用して1泊の外泊。本人は待ち焦がれていたようですが・・・

とにかくため息ばかり。大変だとは思うけど「俺こんなこともできるよ」ぐらいのカッコいい所を見せてほしいのに・・・

お迎えに行った際にちょうど担当の方がいらっしゃったので思わず「ちゃんとやってますか?」と聞いてしまいました。すると「あーあと言いながらもやってますよ」という回答。まあいつもそんな感じで最低限?やることはやるけどそれ以上はやらない?私からみるとなんか余力があるように思えてしまう。本当はどうなのか。それは本人でないとわからない。以前よりは発語できるようにはなったがまだまだ言葉だけでの意思疎通までは程遠い。

んーと思ってしまった一時帰宅でしたが、感動したことも・・・

なんと麻痺足の装具を一人でつけて、靴をはくところまでやっていました。たった2週間でこれができるんだから残りの時間でできることをもっと増やしてね・・・

とやはり密かに期待もするのでした。

一時帰宅中、近くのお祭りで大谷翔平兜を被って写真撮りました。

殿!いざ出陣!

 

リハビリセンターへ入所する

1年以上更新していないブログですがこの度また復活です(笑)

倒れてから4年半が過ぎ前回のブログにかいたように日々介護サービスを利用して忙しい?日々を送り麻雀や塗り絵などを楽しんでいました。

今年の春ごろ週1回利用している中途障害者の作業所の方から「○○さんはリハビリセンターは利用したことある?」と声をかけられました。「ここを利用している人たちはかなり利用していたんですよ」とその作業所は介護サービスとは違い自分のことは自分でやろうという施設です。殿はそれなりに自分でやろうとしているようです。が私がいるととにかく何もやらなくなる。それをわかった職員の方が「○○さんもリハビリセンターへ行ってもう少しできること増やしたら。このままじゃ奥さん大変ですよ」と言われました。その後担当者と面会しましたが本人はイマイチの表情。その後施設見学にいった時にはとうとう観念?したようで自ら入ると訴えてくれました。

この施設は障害者のための施設。介護サービスとの関連で手続きはいろいろと面倒でしたがこれも殿と私の今後のため・・・と思い準備していよいよ入所の日が・・・・

入所日は契約や説明がほとんどだったので私も1日付き添い。それから5日。初めての面会に昨日行ってきました。私の顔をみるなり部屋へこいと目で合図。個室ではないので面会の際は部屋へは入らないように言われています。そんなことはお構いなしの殿。気持ちはわかるけど集団生活なんだから・・・職員さんと同室の方への了解を得て部屋へ行くと洗濯物を指さす。「洗濯は自分でやるんだよ」と言うとちょっと怒ったような顔。今回入所した施設は自宅から遠いので週1回くるのが限度。入所する時にそう言って洗濯もするように伝えたんだけどな・・・そして生活リハビリの施設なので洗濯機や乾燥機ももちろん完備。洗剤は使いやすいジェルボールを持たせたのにな・・・

職員の方に洗濯の件をお願いして早々に帰ることにしました。私の顔見て喜んでくれるんじゃなくて文句?ばっかり・・・・

殿の辛く寂しい気持ちもわかるけどここで甘やかすのはお互いのためによくない。ここは心を鬼にして?二人の今後のためにも・・・

次回はもっといい話題?にしたいです。

いつも二人で行く散歩コース今日は一人。サギを発見

 

もうすぐ発症からまる3年

こちらのブログは久しぶりの投稿です。

2022年もスタートして

10日経ちました。

1月は殿が倒れた月なので

毎年新年1月を迎えると

次の2月が無事に迎えられることを願います。

殿は今の生活にも慣れたようです。

相変わらず

週2回のデイケア

週2回のデイサービス

週1回B型作業所(往復は障害のヘルパーさんに依頼)

週1回訪問の言語リハビリ

その他に週1回在宅日にはヘルパーさんが昼に訪問

訪問のマッサージが週2回

とかなり予定はびっしりです。

朝は私が7時頃に通勤で外出するので

それまでに朝食と着替えをすまし

お迎えがくる9時過ぎまでは

自分え自由に過ごします。

間違い探しが得意なので

最近はよく雑誌を買って

応募しています。

今年こそ何かあたってほしいです。

最近は塗り絵もはまっているようです。

そして麻雀は

やはり1番の楽しみのようです。

まだ現役世代

働けなくなって寂しい

という気持ちは殿にはないようです。

最初はなんで?

と思ったこともあるけど

長年遠距離通勤がストレスだった殿にとって

体は不自由だけど

決して今が悲観すべきことばかりではないようです。

もっと歩いてほしいと

実施していた自費リハビリは

正直、どこまで成果あったのか不明。

言語リハビリはかなり効果でてきています。

この先

二人でどんな人生を歩んでいくのか

まだまだわかりませんが

とりあえず

この1月を無事に過ごして

発症から4年めを

スタートしたいです。

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押し花で作ったカレンダー 玄関に飾り来る人に自慢?しています



自費リハビリやめました・・・

こちらのブログには久しぶりの投稿です。

昨年の終わりから始めた

自費の歩行リハビリをやめました。

理由は高額なのでこのまま

払い続けることが困難になったからです。

あとは

担当の方の熱い思いと

殿のやる気に

温度差がでてきたことです。

 

デイケアでのリハビリは

現状維持が目的と言われます。

まだ若い殿は

リハビリをしっかりやれば

もっとよくなる。

そう思って始めた自費のリハビリ

デイケアでのリハビリに比べれば

ハードだったと思います。

でも決して無茶をしていたわけではない。

私の頭の中では

一緒に歩いて買い物行けるかな?

家の中なら車いすなしでも

大丈夫になるかな?

などど妄想?もふくらんでいました。

 

それが無理だとは

今も思いたくはないけど

正直なところ

厳しいのかな・・・

自費リハビリのPTさんが

最後に

「厳しいことを言いますが

この先リハビリ量が減れば

間違いなく悪くなります。」

「甘えてもいけないし

奥さんが甘えさせてもいけません」

と言われました。

もちろん意地悪で言ったことでは

なくあえて厳しい言葉を

言ってくださったのだとわかっています。

だから

「いい意味でこの期待を裏切ってください」

と言われました。

リハビリをやるのは殿

PTさんの技術なども必要かもしれませんが

一番は本人のやる気

良くなるんだという気持ち

殿にその気持ちがないとは

いわないけれど

何が何でも歩きたい

というようには

私には思えない。

この8か月に

かけた高額なお金と

時間が無駄だったとは

決して思わないけど

現実は厳しいということも実感。

さてこの先どうなるか・・・

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コミュニケーション能力

今日は3か月に1度の通院日でした。

歩いても数分のところにある総合病院なので

できれば散歩ながら歩いていきたかったのですが

関東も今日から梅雨入り

朝からシトシトと小雨がふっていました。

車の乗り降りや駐車場のことを考えると

このくらいなら歩いていきたいと

思った私に対し、車で行くという殿

しぶしぶと車でいきました.。

我が家の車はタクシーより高さがあるので

乗るのに少し時間かかったのと

病院の車いす用の駐車場に空きが

なかっため歩いていくより

3倍くらい時間かかりました。

着くころには雨あがっていたし

帰りは晴れてきたし、

病院は2時間半待ち

とても疲れました。

 

今日改めて感じたのが

殿のコミュニケーション能力

行く時に団地の駐車場で

私の知らない男性に挨拶(手を上げる)

向こうから少し話しして

バイバイと手を振る

聞くとデイサービスでご一緒の方らしい

病院に着いて受付をしていると

私の知らない女性が

殿の肩をポンとたたき

「こんちには。私も今日受診なの、じゃあね」

と挨拶

聞くと作業所でご一緒の方らしい

やっとのことで受診が終わり

病院を出ると

先日まで通っていた老健の車が停まっていた。

そばにいたドライバーさん

必死で声を出すと

気付いたドライバーさんが

「〇〇さん、デイケア変わっちゃって

寂しいよ。でも頑張ってね」

と挨拶される。

私はドライバーさんとは面識がなかったのですが

「他のドライバーも寂しがってるよ」

と言われ本人も身振りで挨拶する。

 

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もともと誰とでもよく話す人でしたが

話せなくなっても

声を出し、身振りをして

決して自分の殻に閉じこもるようなことがない

(入院中は違ったかな?)

この体制にはちょっと感動しました。

そしてこういう人だから

毎日のように色々なサービスを利用したりして

外に出していることも間違ってないな?

と感じた今日でした。

 

初作品

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気がつけば6月

そろそろ関東も梅雨入りでしょか…

殿は4月から作業所に

お試しで通っています。

いわゆるB型作業所と呼ばれるところで

3月まで行っていた

リハビリ教室を主宰しているところです。

通所するにあたって

往復のヘルパーさんの確保が

大変だったのですが

運よく行きも

帰りも見つかり

一般のタクシーに乗る練習もしたのですが

今のところ

行きも帰りも

ヘルパーさんが約20分ほどの

のりを車椅子を押してくださり

週1回だけですが

通っています。

時折休みもあったため

まだ数回しか行けていませんが

初作品ができあがったようで

持って帰ってきました。

本来はバザーやイベントで

売ったりするのでしょうが

とりあえずお試し期間ということで

持ち帰ってきたようです(多分・・・)

その作品がこちら

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手編み?の座布団です。

もともと器用なので

なかなかの出来栄え?

利き腕ではない

左手だけで作ったとは

思えません。

時間はかかったけど

教えてもらいながら

ほぼ一人で作り上げたとのこと…

わたしは不器用で

めんどくさがり屋なので

なんでも適当なんだけど

殿は細かい作業とか

好きなので

ものづくりに

向いているのかもしれません。

この作品をみせて

指でお金を

示すので

何かと思ったら

私に売ってあげるとのことでした(笑)

では焼酎1杯で・・・

 

ヘルパーさんとの往復も

川沿いの道を

鯉を見つけながら

楽しんでいるようです。

作業所には同年年代の方が多いので

デイケアやデイサービスとは

また違った過ごし方ができて

助かっています。

このままお試し期間が終わり

正式に通えるといいです。