今日と初任者研修帰りに病院に行く。
研修は今日から実技に入り、正直かなりクタクタ…
でも少しでも顔見ないとね。
病院に近くなると雨も強くなってくる。
荷物重いんで…意地悪しないで…
病室に着くともう、歯磨きも着替えも終わってベッドに入っていた。
考えてみれば、毎日の晩酌以外ならこれと言ってやる事もなかったのにそれすらできないんだからかなり寂しいことはわかる。
酒飲めなくなったら終わりだ…と言っていた殿だが、酒飲まなくても一生懸命リハビリしてる。
それだけでも凄いことかもしれないけどね。
どの人も公平に幸せになる権利はあると思うがほんの一瞬?で人生が変わってしまったんだから…
今日もわたしが行くとやっぱり興奮気味に帰りたい気持ちを訴える。
今日も、退院に向けて準備してるからね。
と伝えるが、具体的に何も決まってないから殿にとっては何も前向きではないようだ。
退院したいだけ?
家にただいればいいの?
と聞くと首を横に振る。
外出て、買い物ぐらいしたいよね。
と聞くとうなづく。
福祉とは
普通の暮らしを幸せに
と教わった。
わたしたちにとって、家でご飯食べて
近所に買い物行って、近所を散歩して。
これが当面の普通の生活の目標かな?
そんなに遠くはないはずだから、焦らないでくださいね。