殿のリハビリブログ(復活を信じてる)

旦那様が脳出血で倒れた、復活を信じてます

声が聞きたいよ

今日も病院に行くと言語聴覚士さん(ST)のリハビリ中でした。

気が散るといけないと思いコインランドリーに行きそのあとは

病室で待っていました。

もどってきてSTさんから「もっと自分から声だしてくれるといいんですけど」

話したいことはいっぱいあると思うけどまだ言葉がでてこなかったりすると

自分から声を出すことは辞めてしまうようだ。

看護師さんからも間違ってもいいから声だしてねと言われるのだが

トイレに行くのも食事に行くのも自分で勝手に行動してしまい、声だしたり

ボタンを押したりという人に伝えて行動することをしてくれない。

ひとりで動けるのはいいことだが、人に伝えることも大事なんだけど・・・

その後の理学療法士さん(PT)のリハビリでは杖を使った歩きもだい安定してきた。

動きのリハビリが順調なだけに言語のリハビリももっと前向きになってほしい。

ベッドに戻ってきてから何か言いたいことがあるらしく、ホワイトボードに必死に

文字書く。

なんとなく読めるが、いまいち殿が伝えたいこととは違うらしい。

伝えたい、聞きたいことがいっぱいあるらしい殿はわかってもらえず、イライラしているようだった。

でもわかってあげられない私も辛い。

片言でもいい。会話がしたい。せめて声が聞きたい。

小さいささやくような声では時々何かいっているけど、もっと声でるはずですよ。

でもホワイトボードに書かれた文字も完全な文章にはなってないけれど

漢字もひらがなも書けている。

今の殿は言葉で理解しているのでなく、周りの状況で判断していると

言われるが、あれだけ字がかけるならもっとわかっているのでは?

と思ってしまう。

今日は私が帰る時までずっと何かを伝えたいようだった。

いつも私は言いたいことを一方的に話してるもんね。

私はそれだけでも気が楽になるけど、殿も伝えたいことはいっぱいあるよね。

もっとコミュニケーションとれるようにしたい。

周りも努力するけど、殿ももう少しこころ開いてくださいね。

とりあえず、もっと声だしてください。

どんな言葉でもいい。声が聞きたいから

今日は花冷え。満開の桜はもう少し先になりそうです。

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