今日は殿の通うデイサービスの夏祭りに
少し顔を出しました。
夏祭りを見るというより、
殿が本当にデイサービスで
しっかりと過ごしているのか覗いてみたい？と
いう思いがありました。
デイサービスの事業所に行くとスタッフさんはもちろん
一緒にサービスを受けている方も
「〇〇さんの奥さんですか？
いつもどうも・・・」
みたいに気軽に声かけてくださるし
なんか殿もしゃべれないのに周りの人と
コミュニケーションとっている。
殿はわたしが言ったことを恥ずかしそうに
しながらも暫くの間
一緒に金魚すくいしたり。
かき氷を食べたりした。
スタッフの方に
「本当に麻雀とかやってるんですか？」
と思わず聞いてしまったが
「ちゃんと楽しんでますよ」
と答えがかえってきて少し安心した。
家にいると寝ているだけで何もしないので
心配していたが環境がそろえば
ゲームを楽しんだりしているんだということに・・・
今日は駅前のお祭りもあったので
デイサービスから
帰宅後、そっちの夏まつりにも
少し行ってみた。
かなり人も多かったのでわたしが控えめに
車いすを押していると
殿は遠慮もなしにあっちだこっちだと
行きたがる・・・
お祭りだから、
いつもは二人で缶ビール１本だが
今日は生ビール１杯ずつと奮発。
出店の商品もやたらとしっかりと見たがるが
わたしとしては車いすが気になり
そんな余裕はない。
先日もそうだったが、車いすだからと
変に遠慮しなくてもいいことはわかるが
わたしが変に控えてしまう・・・
家ではやたらと寝ているのに外にでると
以前と同じ？殿になる。
しかし今日はさすがに人も多く
ウロウロするのも
大変だったので
少し移動して住んでいる団地の公園でお弁当を食べて
帰宅した。
今日はお祭りなので公園では小さい子供も
まだ遊んでいた。
こんな時だけは夜の公園で遊べるから
子供も楽しいのだろう・・・
自分の子供にもこんな小さな時も
あったんだな・・・としみじみと感じた。
帰宅後、殿にあらためて聞いてしまった。
「デイサービスとか別に嫌じゃないんだよね？」
頷く。
先日も書いたが若いからデイサービス、
デイケアが
耐えられないのではという周りの心配をよそに
殿はデイサービスを楽しんでいるようだ。
本当にいいことなのだが、
年齢的にもできればどんな形でもいいから
社会復帰してほしいと思うわたしの思い
それは間違っているのかな？
と思ってしまった。
若いころから少しずつ先走った人生？を
過ごしていたような殿
もうすでに隠居？生活でもよさそうな雰囲気。
でもわたしはまだまだ色々
やりたいこともある。
殿がそれをダメとは言わないだろうが
長年連れ添った夫婦ではないので
今後の二人の距離感をどうしたらいいのか
少し悩んでしまった。
できれば二人で一緒に何かできることを
探して
時には二人で旅行もしたい。
わたしが焦らずその時を待つしかないのかな？
ついつい焦っていまうが、
今は殿が色々なサービスを嫌がらずに
うけていることに感謝し
安定した生活をおくれるように
お互いが努力する時期なのだろう。
今日も金魚の仲間が増えました。
