殿のリハビリブログ(復活を信じてる)

旦那様が脳出血で倒れた、復活を信じてます

退所しました!

殿、退所しました。退所日は朝から自分でしっかりと片付けしていたとの事で私は部屋に行く事もなく受付で挨拶して帰宅しました。

最後の最後まで「〇〇さん家に帰ってもちゃんとやるのよ。奥さんに甘えちゃダメよ」と多くの職員さんから声をかけられていました。もはや殿の甘えん坊な性格は有名なようです。今回の入所であらためて殿の性格がよくわかりました。が性格は急に変わるわけではなく、まして本人が変えようとしないと無理、今後の課題は殿のこの性格を踏まえた上で私が甘やかすことなく、でもケガをせず安心安全に過ごすにはどうしたらいいのか?

んーなかなか難しい。しかしここでの3ヵ月を無駄にすることなく今後に活かしていきたいです。

帰えりたい、帰りたいと言っていた殿も最後には別れを惜しむようにちょっと、うるうる・・・

晴れ男の退所日は11月後半とは思えない暖かく気持ちのよい青空でした。

雲一つないお天気でした

私は殿を迎えに行く前にリハビリセンター近くのコーヒー専門店でランチを食べていきました。ここのコーヒーはまた飲みたいけど・・・

ランチは初めてでしたがボリュームたっぷりでした

 

もうすぐ退所です!

殿のリハビリセンター生活もそろそろ終了です。3ヵ月が長かったのか短かったのかそれはわかりません。ひとつ言えるのは殿にとってはとても長かったということ。でも長さじゃないのよ、内容なのよ・・・そして帰ってきてからが大切なんです。そこわかってくれているかな?

テストの一夜漬け状態ではいけないということ。先日も面談の際に職員さんに言われました。「○○さん。これで終わりじゃないよ。これからも支援はするし帰ってからが大切なんですよ」と・・・本当にそうなんです。

面談行っても私の顔みるとなぜかドヤ顔。なんかバカにされているのでしょうか?

外面いいから先日も会社の元部下が面談に行った際には職員さんに

「これからもっと歩けるよね?」と言われたらガッツポーズだったらしい。

なのに私が同じこと聞くと「えっ」というポーズ。先行きが不安である。

今回の入所であらためて感じたことはやはり「話せない」「意思を上手く伝えられない」これが殿の一番の問題であり、ここがもう少し解決されれば歩行などに関しても積極的になるのかな?と感じました。失語症は本当に不思議だ。体の麻痺ももちろん大変だが見た目でわからない失語症。どうして神様は殿に私にこんな試練を与えたのかのかと恨めしくも思ってしまった。でも前に進んでいかないとね。ゆっくりでいいから。

さあ帰宅後の殿は少し変わってくれるでしょうか?

乗ってみたくなるような雲でした。乗れたらいいな

 

ラストスパート

殿のリハビリセンターでの入所期間も残り2週間少々となりました。

相変わらず殿は帰りたい、いつ帰れる?と帰ることばかり訴えていますが

ここにきた目的は、目標は?とついつい愚痴ってしまうわたしであります。

大きな進歩は靴下、靴、装具が自分で履けられるようになったこと。

思えば以前よりできる能力、運動力はあったのだと思います。

結局家にいれば「おーい」と呼べば私が行く。やってほしいと言われ拒んでいても結局は時間がないとやってあげることになる。この積み重ねでできることも自分でやらなくなってしまったのだと思います。

リハビリセンターは介護サービスとは違い、自分でできることは極力自分でやらせる。介護サービスでもそのことを推進はしているが基本的には高齢の方も多いし安心、安全が一番になると思う。甘えん坊の殿はすぐに人に頼る。頼ることが悪いとは言わないがもっと自分でできることをやってもらいたいと思う。

今回のリハビリセンターの入所で少しは変わってくれただろうか・・・

一時帰宅の際は相変わらず「オーイ、オーイ」と何回も呼ばれる。

色々な方に「奥さん甘やかさないでね」とか殿にも「奥さんに甘えすぎないでね」

と声をかけられる。

殿が倒れた時に他の家族の反対を押し切って自宅介護を選んだ私。

今更「やーめた」とは言えないと意地を張っている部分もあるかもしれない。

最初から自分たちは面倒みれないと言った子供たちを「冷たい人間だ」と思う反面

「最初からみれないと放棄?したのは賢い?」と思ってしまうこともある。

リハビリセンターでの訓練はもうすぐ終わるが殿のリハビリ生活はまだまだ

これからも続いていきます。

こちらのブログもよろしくお願いします↓

介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

 

殿が散歩に行くとほぼ見れる?カワセミ

 

リハビリセンター生活2か月過ぎました。

殿がリハビリセンターに入所して2か月が過ぎました。残り1か月です。正直

「わーすごい」などど思う変化はありません。本人は頑張っているのだから「えっ」と思ってもいけません。今回も過大な期待をしてはいけないと思いつつ、どこかで期待していた私。車椅子でなくて一緒に歩けるかな?とか温泉行けるかな?とか考えてみれば今の殿にとっては奇跡に近いことなのでしょうが、どこかで「できる」って思って期待しているわたし。あと1か月。今週も一時帰宅した殿に「帰りたい」ばかりを考えるのではなく「何ができるようになるかな」とプラス思考で残り1か月を過ごしてね。と伝えました。リハビリセンターはもちろん飲酒はダメ、一時帰宅中は近くの居酒屋へ行き薄い?焼酎の水割りを堪能。顔なじみのお客さんとも会うことができてうれしそうでした。殿の中では介護サービス利用しながら時々居酒屋へくる。これが今一番の幸せになっていたのでしょう。でもあと1か月できること増やしてください。

久しぶりに塗り絵もやっていました。

 

個別支援計画

リハビリセンターに入所して1ヶ月過ぎ、自宅訪問も終わったので今後の個別支援計画について面談がありました。

殿は内容よりもいつ帰れる?という時期ばかり気にしてやたらとカレンダーを指差し。11月いっぱいで予定をたてる職員さんに少しでも早く帰りたいと懇願?リハビリセンターとしてはの3ヶ月の短めの計画なので施設としては1日でも長くやりたいはず。というか目標をたててやっているんだから帰る時期よりどこまでできるか?という問題だと思うのですが…帰りたければ頑張って!と言ってもどこか上の空??とりあえず22日の退所を目処にする事にしました。

頑張れはあまり言いたくないし、言ってはいけない言葉なのかもしれませんが他に言葉がみつからない。職員さんも言っていたけど「できないことをやれと言っているわけではないですよ。あなたにその力があるからやってもらいたいんです」と・・・

超慎重派、そしてとにかく無理なく生きることが心情?の殿

でもどうかここは人肌脱いで・・・いや腹をくくって・・・

清水の舞台から飛び降りるつもりで?

いい表現がみつからないけど私としては心を鬼にして施設にいれたので頑張ってもらうしかない。

昨日、今日は一時帰宅。涼しくなった河原で殿の好きな空色朝顔(?)が綺麗に咲いていました。

いつ長い間咲いていて色も綺麗です

 

入所してから1か月経ちました

殿がリハビリセンターに入所して1か月が経ちました。早いようなそうでないような、期間限定の一人暮らしは時間が長く感じられるのも事実です。

殿にとっては多分私よりもっと長く感じているのでしょう。毎日、ちょっと意味不明?なスタンプが送信され、意味不明ながらも「あー帰りたいんだな」と感じ取れます。今週は2度目の一時帰宅。迎えに行く時間をしっかりと連絡していなかったら迎えにいったのになぜか不機嫌。イラっときましたが、私以外に八つ当たりしたり本音をぶつけられる人がいないから仕方ない?と私もちょっと言い返して我慢?家に帰ってからはのんびりと過ごしていました。先週、自宅訪問の後にスタッフさんで打ち合わせがあり、今後の進め方については今週、私も同席して個別支援計画を聞きます。

この1か月で殿は自分で装具をつけることがスムーズにできるようになりました。


一時帰宅中も私が手伝ったりしないように気を付けて自分でできることをやることを当たり前にしていこうと思いました。甘えん坊の殿はすぐに人に頼る。確かにやってあげれば早くできる。でもそれは本人のためにもならない。周りの者も覚悟決めないといけないなとつくづく思いました。殿だけのリハビリでなく一緒に進むことが大事です!

自宅訪問がありました

リハビリセンターへ入所中の殿ですが、少し前に退所後の生活に向けてどうしたらいいか検討するための自宅訪問がありました。

もちろん本人も一緒にきたのですが、まず着いたら自宅モード全開で玄関前でフットレスを外し渡す、そのまま玄関に入れと指示。でも微妙な段差があり慣れていない介護者ではそこもかなり厳しいようでした。玄関入ったら、すぐに装具外す、靴下脱ぐ…ハー(汗)今日はモニタリングなのにすっかりくつろぎモードの殿。

同行していた職員さんも苦笑いです。そして自宅でどこまで歩けるのか検証もしたかったのになんと杖を忘れている。これまた職員さんも苦笑いと平謝り・・・その後も職員さんとリハビリ担当者さんと私で色々話したりしていても本人はカレンダーみて次の一時帰宅を支持するばかり・・・「これで本当に大丈夫なのか・・・」まあ性格は簡単に変わらない。リハビリセンターに行ったことが進歩なのだ。

その後タクシーで戻るということで私はエレベーターホールで見送りた。暫くして用事があり外に出たらまだ近くを歩く殿と職員さん。「どうしたんですか?」と聞くと「タクシーがなかなか捕まらなかったけど、やっと来ます。」ということでした。


が殿が私に何かを訴える「えートイレ」やっとタクシーが来るというのにトイレに行きたいから家に戻りたいという。そばに地区センターがあるからそこで借りようと思ったらまさかの休館日。そばの居酒屋で借りようと思ったら杖がなくて普通のトイレは無理だと断念する。今度は急いで駅に行き改札の職員さんにお願いして駅のトイレを借りた。疲れた。いや職員さんはもっと疲れたと思う。その後、駅でタクシー待つということでしたがすぐきたかな?本当にお世話になりました。ちょっと今後に不安を抱く自宅訪問でしたがやる時はやる男・・・だよね。